佐藤さんのひとり言!
逆洗タイマーについて
お世話になります。現場歴30年以上の技術サービス担当の
佐藤のひとり言!
今回は浄化槽ブロワーのタイマーについて
まず初めに散気(ばっ気)/逆洗とは・・・
散気(ばっ気):酸素を好む微生物を増やすために一定方向の旋回流をおこします。
逆洗:ばっ気槽の中に接触材があり、微生物を活着させて有機物を分解させますが活着した生物膜が増殖して表面積が小さくなるため、逆洗(逆方向の旋回流)で古い生物膜を剥離させ、処理能力を維持改善させます。
では何故タイマーが必要なのか??
この作業は本来、管理士が行っておりましたが浄化槽がコンパクト化し3ヵ月に1度の管理点検時では追いつかなくなった為、タイマー設定により、自動化させました。
逆洗の回数について・・・
人槽:使用人数(状況)により異なります。
本来は管理士が状況を確認し、回数を決めるのがいいのですが、槽メーカーが製品化する際、平均使用量で決めています。大体、1日に1~2回、浄化槽への流入がない時間帯(深夜)がいいでしょう。
※回数が多すぎては微生物が育ちません。
タイマー設定について・・・
メーカー出荷時に初期設定がされておりますので
商品到着後そのまま設置できます。
- 2023.01.26
- 13:21
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